週刊現代

2015年10月25日

【週刊現代】新聞記者100人に聞きました 安保法制 あなたは「社論」に賛成だった? それとも反対だった? 朝日・読売・日経・毎日・産経ほか


1: ◆qQDmM1OH5Q46 2015/10/23(金)21:32:58 ID:???
【新聞記者100人に聞きました】安保法制 あなたは「社論」に賛成だった? それとも反対だった? 朝日・読売・日経・毎日・産経ほか

 戦後70年続いた平和を踏みにじる蛮行か、それとも新しい国際秩序を守るために必要なことか。
安保法制をめぐって、新聞の論調は二分した。では、現場の記者たちは、本音ではどう思っているのか――。

(略)

朝日にだって「賛成」はいる
 朝日新聞は、法案の審議中から「憲法違反」の可能性を指摘し続け、安保法制に反対してきた。
内部の記者はそんな社論よりもさらにはっきり、安倍政権を批判する。

 〈 安保法制は、70年の平和を覆す悪法。問題は数多いが、最大の問題は憲法をないがしろにしたこと。
憲法を無視する政権なら、北朝鮮のような独裁国家と変わらなくなる 〉(40代・男性)

 〈 集団的自衛権の行使を認めたこと自体が問題。どういう事態に置かれたときに集団的自衛権が
発動されるのかが曖昧なまま、判断する人次第でいかようにもなる。
特定秘密に指定されると、誰も知らないうちに他国にミサイルを飛ばす人間が出てくるかもしれない 〉(30代・男性)

 一方で、朝日新聞の中にも社の論調に反対する記者はいる。

 〈 憲法9条を自民党宏池会は国際社会の中で武力放棄を貫く「武器」にしていた。
それは単なる平和主義ではなく、国民の生命を守るためのしたたかな戦略でもあった。
朝日新聞の紙面には、そうした深い考察はなく、単なる「戦争反対」の社論だったのが残念 〉(40代・男性)

 そう嘆く声もあれば、そもそも社論と真っ向から対立する考えの持ち主もいる。

 〈 日本の安全保障論議は国際水準ではない、特殊な議論をしている。今回の安保法制はそれを改める端緒となる。
国際政治の中では自衛のための武力行使は当然、合法的。今回の安保法制は自衛のためのものであり、
これを違法行為のように言うのはおかしい 〉(50代・男性)

 安保法制反対を掲げる朝日新聞の向こうを張って、賛成の態度を表明したのが読売新聞だ。

 安保法案が成立した当日の社説では、〈 抑止力高める画期的な基盤だ/「積極的平和主義」を具現化せよ 〉
という大見出しを掲げ、安倍総理の手腕を高く評価した。総理と親しいとされる渡邉恒雄主筆の考えそのままのようにも見える。

 読売新聞では、基本的には社論同様、安保法制に賛成した記者が大半を占める。

(略)

 とはいえ、諸手を挙げて安保法制に賛意を表明する社論に対して、異議を唱える記者がいないわけではない。

 〈 日本を取り巻く現状を考えれば、この法制は必要だとは思う。ただ、中国や北朝鮮との間で有事になれば、
「個別的自衛権」で対処できるのでは……。はっきりいって政権与党の説明不足は否めない 〉(40代・男性)

以下略 全文 Yahoo!ニュース/現代ビジネス 2015/10/22 07:01 週刊現代 全3ページ
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151022-00045890-biz_gendai-nb

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