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小説書くからお題ちょうだいなっ!

1: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:15:47 ID:BkU
>>5なんでもいいのでよろしくお願いします



5: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:17:39 ID:cEw
殺人の告白

7: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:18:25 ID:BkU
>>5
ありがとう!

本当に文章力ないんだよね...
まあ書けるようにがんばります!

9: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:24:38 ID:BkU
「殺人の告白」

むかーしむかし、どこかの町に可哀想な少年がいました。
痛くて苦しくて憎い日々。少年が思うことは死。
自殺、はゴールだと思ってた。
ニュースを見るたび羨ましく、勇気がないから、僕には出来ないのだと、思っていた。


11: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:30:52 ID:BkU
そんな少年が中学生になってしばらくたった頃。
どうしようも無く人を好きになってしまいました。
純粋で綺麗で美しい少女を、僕はいつでも見つめることしか出来ない。
綺麗な少女。汚れきった僕。
僕にはあの少女に触れることなど決してできないのだ。

少年はそう思っていたのです。

12: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:34:16 ID:BkU
少年は、そんな少女を見て僕なんか人間のなりぞこないだ、と何度も思うのでした。

僕には恋なんてする権利はない。

それでも、思春期の少年には、人並みの独占欲くらいあった。
人並みの嫉妬心くらいあった。

13: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:42:27 ID:BkU
そして日に日に、追い詰められていた少年の中で、そういったものが増幅していきました。

本当に好きだったんだ。

でも、相手は僕のことなんて、どうせ気持ち悪いとしか思っていなかった。

透き通るように綺麗な少女に対して、憎しみさえ抱く自分がいた。

ある時、こう思い至った。
少女を殺してしまえば、少女を僕の思うがまま、
破壊してしまえば、あの純潔だった真っ白な少女は、真っ赤に染まって、それから僕だけのものになる。

あわよくばそこで、少女の赤と僕の赤が混ざりあったら、なんて。

14: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:45:43 ID:BkU
『それが、君の殺人の告白なのかい?』

目の前の青年が言う。

「ええ、これが、僕の殺人の告白です。」

15: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)21:55:18 ID:BkU
『......。』


「辺り一面血の海でしたよ」


『その少女は...やっぱり死んだんだよな...?』


「いいえ、僕、いや私が殺したのは少年の方だけなんですよ」


また、青年は黙って私を見つめる。

「本当に好きだったんですよ。

だからこそ僕は殺してしまおうと思ったはずなのに、それなのに。

どうしても、その子を殺すことが僕にはできなかった。

本当に...本当に、好きだったから。」


この私は、僕に戻っていくような感覚がしてる。

僕に戻るのが怖い。

16: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:08:06 ID:BkU
『実は、僕にも中学校時代のどうしようもない話があるんだ。

君は聞いてくれるかい?』

「もちろんですよ、──さん。」


『...、その名前を、君は...』


「やっぱり、ですね。わかってましたよ、それくらい僕にはわかる。」

「汚いですね、気持ち悪いですね。
いくら殺しても、汚い僕はまだ生きていた...。
ごめんね、──さん。」

僕の肉体が完全に滅びない限り、僕は生き続けてしまう。
ならば僕は今度こそ、自殺するしかない。

その時。


何故だろう、青年は笑った。微笑んだというのだろうか。



あぁ、変わってない。

やっぱり──さんの笑顔は綺麗だ。

最後に君の笑顔が、もう一度見れて、僕は幸せだったよ。



『私はずっと君が好きだった』

17: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:12:54 ID:BkU
『私の話、聞いてくれるかな...?』

青年、いや少女は語った。

僕はそれを聞いていた。



とある都市の一角のニューハーフバー。

その長い夜だけは、おかまもおなべもそこには居なかった。


そこにあったのは、恋をする、きっと純粋で美しい男女の姿だ。





もうすぐ、日が昇る。



~完~

19: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:16:05 ID:BkU
>>17
あ、のどこかに追加。
(僕は今までにないほど感情が揺れ動くのを必死に隠していたけれど、
涙は溢れていた。)

18: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:14:34 ID:TOk
怪作。
夢野久作に通じるものがあるね。

20: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:16:24 ID:BkU
>>18
読んでくれたんですか?

22: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:19:31 ID:TOk
>>20
もちろん

23: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:21:07 ID:BkU
>>22
読んでくれてる人がいたんですね
ありがとうございます!
それと、夢野久作さんってドグラ・マグラの作者の人ですよね?(調べましたw)

21: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:18:09 ID:rwm
即興力あるな

23: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:21:07 ID:BkU
>>21
ありがとうございます!
まさか褒められるとは...
色々おかしいところもあったものの、どうにか形によかったw


24: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:21:33 ID:cEw
叙述トリックみたいな事?
雰囲気良いんだけど何があったかちっと分からんかったから誰か解説してくれ

27: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:44:25 ID:BkU
>>24
ごめんなさい...w
そんなすごいものではないのですが、

この物語は、とある都会のニューハーフバーで何度も顔を合わせていたものの深く関わらない二人が、はじめて二人きりになった夜の話なんです。

女性として生きている主人公は、青年として生きる──さんに対して、
故郷の中学生時代の話を、昔話という体で話し始めます。

元は「可哀想な少年」だった主人公は、中学時代、女性だった──さんに恋をしていました。

これを話し始めた時点では、お互いがお互いであることに、気付いていないはずでした。

主人公の昔話は、つまり、
──さんに叶わない恋をした中学時代の自分は悩んだ末、自分の、「男」という部分を殺して、
女性として新しい人生を歩き始めた。というものです。

それが主人公の「殺人の告白」でした。

その話をするうち、「私」として生きていた主人公の中の「僕」の部分が再び呼び起こされていきます。

それを話し終え、自己嫌悪に至り、本当に死んでしまおうと思う主人公に、
主人公が自分を嫌っていると勘違いしていた──さんは、実は主人公のことがずっと好きだったと告白します。

それから、その夜、青年として生きていた──さんは主人公がそうしたように、
──さんも元の性別に戻りつつ、どうして自分が自分として生きるのを辞めたのか。そして主人公に対する思いを語ります。
それを「僕」に戻った少年は聞きながら涙を流します。


40: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:17:05 ID:cEw
>>27
わざとアンニュイにした小説を自ら解説させるなどという無粋な事をしてスマン

チンポカットマンの思い切りの良さは凄いと思いました。

42: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:27:08 ID:BkU
>>40
こっちこそわかりにくくてごめんw

ですよねw
男になるために腕の肉切り落として股間にくっつけた女性がいるってテレビで見て思いついた展開ですw

25: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:31:27 ID:rwm
>とある都市の一角のニューハーフバー。

>その長い夜だけは、おかまもおなべもそこには居なかった。

ここでわかるでしょ

26: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:33:23 ID:cEw
>>25
分からん

28: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:44:57 ID:BkU
(説明するはずがとてつもなく長くなった...w)

30: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:46:38 ID:BkU
自分の性別を変えて、見知らぬ土地で生きるふたりが、実は中学校時代の初恋の人で最愛の人!みたいな

32: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:49:51 ID:rwm
今まででいくつくらい小説書いてきた?

33: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:51:04 ID:BkU
>>32
これくらいの長さのなら3つくらい掲示板で書いたことがあります
たいてい書き上げられないので...w

41: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:20:11 ID:rwm
>>33
ちゃんとした小説をだよ
どこかのサイトに掲載したりとかそういう話

43: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:27:28 ID:BkU
>>41
ないです...

29: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:45:31 ID:tlB
俺も書いていい?

31: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:46:59 ID:BkU
>>29
どうぞどうぞー

34: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:54:29 ID:tlB
殺人の告白

俺は殺し屋だった
殺して殺して、そして殺した
ある時は組織の命令で、ある時は復讐に燃える家族の為に、時には目に留まったただそれだけの理由で

男も女も子供も区別はなかった
なあわかるか、俺が何でこんな告白をするか?
お前を殺すから?
笑える、殺す相手にいちいち殺人の告白をしていたら今頃俺は老人だ
いいか?

36: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:55:11 ID:BkU

37: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)22:58:22 ID:tlB
俺は確かに殺し屋で殺しもする
ただな俺は本当に自分の意志で殺しているのか曖昧だ
組織でも復習者でもその時いらついていたでもなんでもいい
でも殺す理由もなく殺したことは一度もない
一度もだ
俺は狂人ではない

なあ理由があって殺すってことは俺は成り行きで殺してるってことだろ?
これって事故みたいなもんじゃないか?

だからなおれは確認したいんだ
俺は本当に殺人をしているのかってさ
・・・なるほど

38: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:00:38 ID:BkU
「殺人の告白」っていうのにふさわしい話だなぁ

39: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:00:58 ID:tlB
俺の意志で殺しを回避できるのだからやはり俺自身が殺人者であろうと

じゃあ神様、あんたもただの殺人者だね

fin
特になんもうかばない

44: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:28:11 ID:BkU
>>39
乙です

45: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:29:43 ID:rwm
残念
その即興力はなかなかないものだから自信もって

46: 名無しさん@おーぷん 2017/10/01(日)23:30:43 ID:BkU
>>45
ありがとうございますm(_ _)m



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